相続登記で附票がとれない場合、司法書士が同一人保証書を作成して法務局に提出します。 同一人保証書には職印を押して職印証明書を添付します。 職印証明書をいちいち取得するのも面倒だなと思い、...
「どこの誰だか分からない人が所有権の登記名義人になっている土地の固定資産税をなんで私が支払わなければいけないのか?」という相談をきっかけにいろいろと調べると、地方税法343条5項というのがあることを...
合同会社は社員が一人でも設立できます。 手軽に設立できる反面、注意すべきことがあります。 一人社員が死亡したときに相続人に社員の持分を承継させたいなら、相続人に持分を承継させる旨を定款に...
今年申し込んでいた民事信託士の受検資格が認められ、受検までの手続き案内のメールが届きました。 民事信託士の受検資格は司法書士と弁護士に限られています。それでも申込者は多いらしく、申込者数が受検者...
1、行方不明者がいる遺産分割 法定相続人Aさん、Bさん及びCさんが遺産共有する不動産についてAさん単独名義にしたいが、Cさんが行方不明のためCさんを含めた遺産分割協議協議ができない。 この場合...
1、相続登記から漏れる不動産 被相続人が所有していた不動産をすべて把握できているか。相続登記をする場合、この問題にぶつかります。 今でもそうですが、従来は市町村で名寄帳を閲覧・取得したり、...
私は名前が「正和」なので、自分の戸籍には名前として「正和」が表記されています。 もしも戸籍に「雅和」と表記されていたら、「正和」と「雅和」のどちらの漢字を使うのが正しいのでしょうか? ...
不動産の相続手続きのご相談で不動産の登記を調べると、「仮差押」という記載がされていました。 「仮差押」という言葉、4630万円の誤振込みの報道で耳にした方もおられると思います。 仮差...
先月、十年くらい前にお亡くなりになった方(故人)の相続財産管理人に選任されました。 その仕事として、故人の財産調査をしています。 典型的には不動産、預貯金、負債が挙げられますが、そういう...
「司法書士試験は実務登用試験である」 「司法書士試験で学んだことは実務に直結する」 など、試験勉強をしていたときに資格試験の予備校講師がおっしゃっていました。 たしかに、試験勉強...
先日、私が成年後見人を務める被後見人の相続登記が完了しました。 後見人として初めてのオンライン申請でしたので、いくつか分からないこともありました。 たとえば、成年後見人が申請書に施す...
1、共有不動産特有の問題 ある不動産の所有者の登記名義が、次の通りになっていました。 なお、持分記載は省略しています。 〇〇町大字〇〇123番地の4 A 〇〇町大字〇〇123番地の...
土曜は仕事休みの日なので、通常は午前中ずっと惰眠を謳歌していますが、今日は珍しく朝7時に目を覚ましました。 午前に歯の定期検査を受ける予定があったからです。 うつらうつらと朝刊を読んでい...
売買や贈与で所有権移転の登記を進める場合、必要書類の一つに「権利証(または登記識別情報)」というものがあります。 これは依頼者が紛失してしまっていることがあり、さあ困ったものだ、手続きをどう...
以前相続登記をさせていただいた方から、「不動産業者から『相続した不動産を売りませんか?』っていうダイレクトメール(DM)がたくさん届いたんですが、先生何か知らない?」と聞かれたことがあります。 ...