広島県福山市の相続登記・成年後見は佐藤正和司法書士・行政書士事務所へ!
司法書士・行政書士の佐藤正和です。
私はご相談者のご自宅に伺ってお話を伺うことが多いです。
同じご相談者をご要望に応じて何度も訪ねることがあり、あるとき「佐藤さんはいつも時間ぴったりに来ますねぇ」とのこと。
午前10時に訪ねる約束をすれば、私は午前10時にご依頼者宅の玄関のチャイムを鳴らします。
5分前や5分過ぎてチャイムを鳴らすことはまずありません。
午前10時に訪ねる約束をしましたが、午前9時55分や午前10時5分に訪ねる約束をしたわけではないからです。
早く現地に到着しそうなら、近くをうろうろドライブしたり近くのコンビニに立ち寄ったり定刻が来るまで時間を潰します(コンビニ関係者の皆様申し訳ありません)。
さて、「時間ぴったりに来ますねぇ」とはどういうことか。
いろいろと考えこんでしまう私はその言葉の本意・趣旨も考えてしまうわけです。
「もっと伸び伸び仕事をしなさい!」ということか、はたまた「時間を守っていてすごい!」ということか。
次にも午前10時にご依頼者とお会いする約束をした際にこう思いました。
次は5分早く訪ねてみよう。
そんなわけで午前9時55分にご依頼者宅のチャイムを鳴らしました。
やはり「佐藤さんはいつも時間ぴったりに来ますねぇ」とのこと。
5分早くずらしたんですけどね。
ドイツの著名な哲学者イマヌエル・カントは毎日定刻どおりに散歩をするので、人々はカントが散歩している様子を見て不正確に進む時計の針を調整したそうです。
そのようなエピソードを高校生のときに倫理の参考書で知りました。
カントはいたずら心でわざと時間をずらして散歩することはなかったのでしょうか。
ちなみに私のおつむはカント哲学を解しません。
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