登記手続の申請は、①法務局に書面を提出して行う方法と、②インターネットを利用して行う方法とがあります。
②については、ネットを利用するとはいえ、「申請書」と同じ内容の情報を法務局にオンライン送信するだけで、抵当権設定契約書や印鑑証明書などの必要書類については別途法務局まで持参したり郵送したりして提出することが一般的です。
結局、①と②のどちらであれ、法務局に書類を持参するかレターパックで郵送するというアナログなステップを踏むことになります。
私の場合、福山の法務局に登記申請をするときは、駅家から車を走らせて法務局まで添付書類を持ち込んでいます。
一方、遠方の法務局に登記申請するときは、郵送で済ませるようにしています。
持参するか郵送するかで、どちらが良い悪いというのがあるのでしょうか?
法務局の登記官に書類が届けば登記できるかどうかの審査を始めてもらえるので、法務局に早く審査してほしいなら、持参のほうが良いと思います。
なぜなら、持参だと登記申請したその日に法務局に書類を持ち込めば即日審査を始めてもらえるかもしれませんが、郵送だと、郵便事情のため、書類が法務局に届くのが登記申請日の翌日以降になり、審査開始もずれ込むからです。
これに対して、急がない登記では、近場の法務局に申請する件であってもレターパックを使って郵送で済ますことがあります。法務局に出向く時間がなかったりする場合です。
ただ、郵送で済ませる場合でも、法務局に書類がきちんと届いたかどうか気になるので、レターパックの追跡情報をチェックするようにしています。
広島県福山市駅家町大字万能倉734番地4-2-A
佐藤正和司法書士・行政書士事務所
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