ひょんなことから、日本農業新聞を定期購読させていただくことになりました。
「日本農業新聞」というのは、農業従事者や農業に関心がある方が読む、JAが発行する業界新聞です。
図書館で興味本位で立ち読みしたことがあったのですが、落ち着いて読んでみると、テレビ欄がないんですね。
まあ、私はそもそもテレビをあまり見ないので、テレビ欄がなくても特段不都合と感じません。
こちらの新聞を読んでいて気になった記事は、
「JA広島中央 相続相談を集約 斡旋へ」という9月28日付けのものです。
その内容は、JA広島中央が、東広島市と連携して、相続で生じる空き家や農地などを、新規に農業に従事する方にあっせんしますよ、というものです。
私は仕事柄、相続手続きで農地の遺産分割のご相談をいただくことがあります。
農地の名義を誰にするかということには関心が向きますが、相続した後、耕作放棄地になってしまわないかどうかまでは考えることがありません。
しかし、耕作放棄地が増えるのはもったいないことです。
なぜなら、その土地を活用して農業をしたいとう需要と期待があるのに、それらに応えられていないからです。
JA広島中央が始めた取り組みは、相続された空き家や農地を新規就農者に使ってもらう機会の創出につながる点で有意義なものと考えます。
地元のJAさんが同様の取り組みをしていればという条件付きではありますが、相続した農地を持て余しているという方がおられれば、JAさんにも相談してみるよう勧めるのもお客さんのため(ひいては日本の農業のため!)になるのかなと考えました。
広島県福山市駅家町大字万能倉734番地4-2-A
佐藤正和司法書士・行政書士事務所
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