広島県福山市の相続登記・成年後見は佐藤正和司法書士・行政書士事務所へ!
司法書士・行政書士の佐藤正和です。
相続登記のご相談では、「相続する不動産が遠方にある」というケースが少なくありません。
最近も、近畿地方にある不動産の相続登記をご依頼いただきました。就職や結婚などで故郷を離れた方が、実家の不動産を相続されるケースはよくあります。
・管轄
不動産登記の管轄は、その不動産の所在地を管轄する法務局です。
たとえば、福山市にある不動産なら福山の法務局ですし、尾道市にある不動産なら尾道の法務局が管轄です。
・登記申請の方法
管轄法務局が遠方の場合、司法書士の基本的対応は①オンラインで登記申請+②依頼者からお預かりした戸籍等の紙の書類は郵送、となります。
一方、事務所近くの法務局であれば、弊所では①オンライン申請した後に②法務局窓口に書類を持参しています。
②が、郵送か持参かという違いがあります。
・不備がある場合の対応
持参・郵送というそれだけの違いかと思われますが、遠方の法務局に申請する場合は一層慎重になります。
なぜこのように神経をとがらせるかというと、書類の内容に不備があったときに、その修正(補正)に手間をかけたくないからです。
不備の内容を、電話やオンラインシステムで送られてくるコメントなどで登記官から教えてもらい修正するという単純なことでも、電話などでは不備の内容がよく分からないことがあります。
書類のどこに不備があるのか知りたいときは、近くの法務局であれば窓口へ行って確認できます。
登記官が提出書類に貼った付せんや書類そのものを見直すことで、不備の内容を具体的に把握し、その場で修正できることもあります。
しかし、遠方だと法務局窓口に赴くのは容易ではなく、かといって、いったん申請した登記を取り下げて法務局から書類の返送を待ち、不備を直して再申請、書類を再送、というのでは、時間がかかるばかりで依頼者に迷惑をかけてしまいます。
・不備の防止策
不備を防ぐ手立てはないかと考えると、単純なことですが、登記申請前に書類の内容の調査回数を増やすという対応にたどり着きます。先に触れた近畿地方の不動産の案件でも、登記官からの指摘はなく、無事に登記は完了しました。
遠方の不動産であっても、申請方法自体に大きな違いはありません。
しかし、遠方の場合は事前の確認をより丁寧に行い、不備のない申請を心掛けています。
依頼されるかたは、誤りがないことを期待して司法書士に依頼されるので、安心して手続きを任せていただけるように工夫と研さんを重ねてまいります。
(公開日:2026年7月17日)
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