【雑記】懐かしい人からの電話

2021年10月07日 08時00分 雑記

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 私は司法書士と行政書士の仕事をする前までは学習塾に勤めたり家庭教師をしたりしていました。
 そのときに知り合った方と連絡をとることは、司法書士になってからはほぼありませんでした。

 そんな過去のことをすっかり忘れていたところ、私がかつて勉強を教えていた生徒の父親から、登記のご依頼についてのお電話をいただきました。

 そういえば、その生徒と母親に某スーパーの駐車場でばったりお会いして、「今司法書士の仕事をしているんですよ」と名刺をお渡しした記憶がよみがえってきました。

 その名刺を頼りに、私にご連絡をしてくださったようです。

 ご縁だなあと感慨に浸っていたら、もう一つ、ふっと思い出したことがありました。

 それは、5年前の司法書士新人研修のときに、研修講師の弁護士の先生がおっしゃっていた「回遊魚の法則」です。
 お客さんを「回遊魚」にたとえるのは何事か、とお叱りの声が聞こえてきそうですが、ここはご容赦ください。

 それは、一度いらした依頼者に誠実に向き合っていれば、別の相談事があれば、またいらっしゃる、というお話だったと記憶しています。

 たしかに、以前登記手続をさせていただいた方が、別件で私を訪ねてきてくださるということは何度かありました。
 しかし、他の仕事をしていたときに知り合った方から登記のご依頼をいただいたのは、今回が初めてです。
 
 真面目に仕事に取り組んでいれば、人に覚えてもらえるものなんだろうかと思いにふけりました。

 それにしても、私が教えていた彼は中学生だったのに、今年からもう働き始めたとのこと。
 彼が中学生、高校生、社会人というステップを踏んでいる間、私はずっと司法書士をやっています。
 時間が経つのは早いなあと思った次第です。

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 佐藤司法書士・行政書士事務所
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