4日付けの中国新聞の朝刊を読んでいると、興味深い記事を見つけました。
それは、「禅とジョブズ」という記事です。
いつもなら何気なく読み飛ばしてしまいそうなものでした。
しかし、記事を書いておられるのが、先般からお世話になっている創業塾の講師の岡本大観先生でしたので、記事を熟読させていただきました。
「随処に主と作れば立処皆真なり」
ずいしょに しゅとなれば りっしょ みな しんなり
これは、「本当の自分」で生きていれば、どんな状況でも正しいふるまいができる、という意味だそうです。
「本当の自分」というのは、ぶれない信念を持っている自分、というくらいの意味だと思います。
私はこのようなゆるぎない信念を持っているのか、ふと考えてしまいました。
ジョブズは、座禅を通じて自分たちがすべきことを考え、「本当の自分」を確かめていたそうです。
自分が愛しているITで世界を変えるという強い信念があったからこそ、iPhoneやiPadなどの独創的な新製品を次々と発表できたのでしょう。
私はITとは異なる世界で仕事をしています。しかし、仕事を問わず、信念を持って仕事をすると多少のことではへこたれないだろうし、社会貢献にもつながるものだと考えています。
今は目の前の具体的な仕事に一生懸命になるばかりで、信念という抽象的なテーマに思いを馳せることはないのですが、一週間に一度くらいは、信念や原点に立ち戻って反省したいものです。
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佐藤正和司法書士・行政書士事務所
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