成年後見の業務で、認知症の被後見人のお金の管理をしています。
仕事の一環で、もう使っていない預金口座の解約手続きのために某メガバンクに行ってきました。
その銀行では、お客さんが窓口で行列にならないように「予約客優先」の貼り紙を目につきやすい所に掲示したり、来店前にインターネット上で相談内容を知らせると、相談内容を確認する電話をかけてこられて窓口に伺った際にスムーズに対応してくださるなど、効率的に窓口業務が行われていました。「さすがメガバンクの〇〇銀行だな」と感心しました。
金融機関での手続きを成年後見人がする場合に必要となる書類や、そもそも成年後見人が何をする人なのかが金融機関の窓口の方に十分理解されていないことがあり、手続きを終えるのに数時間かかることも珍しくありません。
しかし、このたびお世話になっているメガバンクでは、相続手続きに特化した専門の部署をおそらく東京に設置し、テレビ電話方式で地方の支店へ来たお客さんの相談に乗る一局集中型のシステムを作ることで、預金払戻しなど相続の諸手続きに対応するようにしていました。
成年後見についてしっかり勉強されているのでしょう。テレビ画面越しに、担当スタッフの方がテキパキと分かりやすく説明をしてくださいました。
手続きを終えるのにどのくらい時間がかかるか気になっていたものの、それを質問する前にスタッフの方から説明してくださるなど、聞きたいポイントも心得ておられました。私の日頃の執務に取り入れるべきだと学ばせていただきました。
ご丁寧な対応をありがとうございました。
広島県福山市駅家町大字万能倉734番地4-2-A
佐藤正和司法書士・行政書士事務所
TEL084-994-0454
お問い合わせはこちら