【雑記】2024年を振り返る

2024年12月30日 18時00分 雑記

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広島県福山市の相続登記・成年後見は佐藤正和司法書士・行政書士事務所へ!
司法書士・行政書士の佐藤正和です。

2024年が終わろうとしています。
今年の事件簿をぱらぱらめくると、前年と同様、地元の方の相続登記業務を主にさせていただきました。
今年から相続登記が義務化された影響が大きかったように思います。

ただ、2024年に関しては、弊所に依頼された方が自力で弊所を見つけられたというケース以外にも、
かつて弊所に依頼された友人・知人のご紹介で弊所に依頼されたというケースも割合的に多かったようです。

ご依頼をしてくださる方にはもちろん、弊所を紹介してくださる方にも頭が上がりません。誠にありがとうございます。

2024年は2021年に駅家町で独立開業してから4年目の年でした。
ということは、当然ですが2025年(令和7年)は独立開業してから5年目です。
来年はどのように自己成長していくべきだろうかとあれこれ考えています。

2024年は相続や後見業務以外にも、相続土地国庫帰属制度に関する業務、所有者不明土地管理人、相続財産清算人(相続人がいない被相続人の財産の片付け)の業務もさせていただきました。一部の業務は2025年も継続して携わらせていただく予定です。
いずれも今の社会が直面する課題であり、一司法書士としてこれらの課題解決に向けてお仕事をさせていただいています。
これらの業務に対する私の向き合い方は、分からないことがあれば本で調べたり、自分の考えをまとめたうえで法務局・裁判所に相談したり、あるいは司法書士の同期たちと意見交換したりと、地味なやり方で経験値を蓄えていくことだと思います。

相続に関しては、対象財産が不動産・預貯金・株式などのご相談が主に寄せられます。
相続税など税に関するご相談はお受けできませんが(税理士ではないので)、税についての基本知識を勉強するつもりです。
登記手続きの知識だけでなくそのような知識も身につけているほうが、相談に来られる方のお悩みを複眼的に捉えられると考えるからです。
登記に詳しくても、それだけだとご相談者のお悩みの核心に迫ることができないと思うことがあるわけです。

税金についての基本知識が必要だと感じたきっかけは、後見業務を通じてのことでした。
後見人として、被後見人が親族から相続した株式を売却するという業務をさせていただきました。
証券会社に対する被相続人の死亡連絡や後見届の提出など諸々の手続が必要とはいえ、司法書士業務に携わる者にとって、これらの手続き自体は比較的容易にできることだと思います。
ただ、売却すれば終わりというものではなく、株式売却により譲渡所得が発生していれば原則として確定申告が必要です。
譲渡所得について知らないと、確定申告を忘れてしまうのではないかと思います。

このように考えると、私にとっての「自己成長」とは、司法書士業務で満足できる結果を出すために、司法書士業務以外の周辺の基本知識についても正確に身につけなさいということに落ち着きます。
「士業は一生勉強だ」ということは諸先輩方からの有益なアドバイスなので、結局、勉強の継続という、士業にとって当たり前のことを2025年もしていくことになります。愚直に研鑽を積んで参ります。

末筆となりますが、2025年が皆様にとって幸の多い一年になることをお祈り申し上げます。


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