後見業務に携わる司法書士のほとんどは、「リーガルサポート」という組織に所属しています。
「リーガルサポート」は、司法書士の中から成年後見人などの担い手を養成して、後見業務をきちんとおこなえる人材を社会に供給するために設立された団体です。
リーガルサポートでは研修や自主的な勉強会も開かれています。それらの活動を通じて他の司法書士の経験談に触れたり情報を交換するなどの機会があるので、法律専門家の名に恥じない程度の水準で成年後見業務をおこなえているといえます。
とはいえ、成年後見人としてすべき仕事の内容は、被後見人の方に応じて異なってきます。
収支の管理を中心に取り組めば良いこともあれば、それにとどまらず、被後見人が所有する不動産を処分する手続きであったり、親族がなくなったときには被後見人の代わりに遺産分割協議をしたり、様々です。
このようなことを記事に書いたのは、先日、リーガルサポート広島から新たに成年後見人の就任依頼を頂いたという経緯があるからです。
事案の具体的な内容については守秘義務があるので伏せますが、今までしたことがないものです。
未知の経験をすることになり頭を悩ますことがあると思います。
しかし、専門職の成年後見人として、知らないことに対しても解決の糸口をつかむよう考えて行動していきます。
広島県福山市駅家町大字万能倉734番地4-2-A
佐藤正和司法書士・行政書士事務所
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