広島県福山市の相続登記・成年後見は佐藤正和司法書士・行政書士事務所へ!
司法書士・行政書士の佐藤正和です。
1. 国籍の記入
新聞離れを耳にしますが、私は新聞を読むのを日課にしています。
今日付けの朝刊に、政府が移転登記申請時に国籍を記入する仕組みを検討しているとの記事がありました。
外国人の不動産保有状況の把握に向けてとのことです。
・移転登記の申請時に国籍を記入する
・国籍は「登記事項証明書」(謄本)には記載されない
という運用が有力になっているそうです。
2. 農地取得でも
登記とは異なることですが、農地の所有権を移転する場面では、農業委員会に提出する農地法3条の許可申請書と3条の3の届出書(いずれも所有権移転の場合のみ)に国籍記載が求められています(令和5年9月から)。
このたび予定される運用も「(所有権)移転登記申請時」に限定されており、所有権以外(地上権、抵当権など)の登記では国籍記入を求めないようです。
3. 申請書への記入?必要書類?
「移転登記の申請時に国籍を記入する」というのは、登記申請書の住所欄・氏名欄の近くに「国籍 〇〇」と記入するイメージで私は捉えています。
私が普段の業務で接する依頼者は日本国籍の方がほとんどです。
そのような方に対して、戸籍などの国籍を確認できる書類の用意をお願いすることになるのかもしれません。
いずれ実施される運用ですのでよく勉強したいと思います。
(公開日:2025年11月26日)
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