ふくやま美術館の「ルネ・ラリック」展に行ってきました。
ルネ・ラリックは、パリを中心に活躍したガラス工芸家です。
といっても、私は詳しくありません。美術検定という試験対策本を読んでラリックという名前を知っているだけだったので、勉強のつもりで彼の作品を見てきました。
時計です。この時計を家に置いて使っていた人がいるのでしょうか。
生活水準が庶民派の我が佐藤家には不釣り合いです。時計は家を選ぶと思いました。
食器類です。佐藤家全員、高価なガラス食器を落として割ってしまわないかとヒヤヒヤして、食事どころではないと思います。
食器も家を選ぶと思いました。
どんな用途で使うのか忘れてしまいましたが、猫のレリーフです。
ラリックは、大の猫好きだったようです。パリの自宅では常に十数匹の猫を飼っていたそうです。世話が大変ですが、猫好きにとっては天国ですね。
このレリーフでは、両目部分が光るようにガラスを丸く加工して目のところに光が集まるように工夫していたそうです。
このレリーフの猫は険しい表情をしていますが、猫らしい表情だなと思います。佐藤家の実家の猫も、日差しが明るいところにいるときには、こんな顔をします。
ラリックの工芸作品には、他にもツバメやトンボなどの生き物を題材にしたものがあるそうです。
これらの作品は、日本の芸術作品(ジャポニスム)の影響を受けて作られたらしいです。
芸術が世界の東西をまたいだ一つの具体例を垣間見れて面白かったです。
※上記画像の作品は、いずれも撮影が許可されたものです。
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佐藤正和司法書士・行政書士事務所
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