広島県福山市の相続登記・成年後見は佐藤正和司法書士・行政書士事務所へ!
司法書士・行政書士の佐藤正和です。
さて、今日は午前に仕事を終え、久しぶりに絵を見たいと思い午後に東広島市立美術館に行ってきました。
「近代西洋美術の巨匠たち」という展覧会です。前売りチケットを購入しており楽しみにしていました。
目当ての絵画が展示されているからというわけではなかったのですが、訪ねたことがない笠間日動美術館(茨城県)からやってきた作品たちです。どれも初対面の作品だと胸を膨らませて訪ねました。
展覧会に行くたびに良いなと思う絵画と対面できるもので、今回は「赤いターバンの女」という絵画と出合えたのが一番良かったと思います。
キース・ヴァン・ドンゲン(1877~1968年)というオランダの画家が描いた作品です。
私の場合、「〇〇のターバン」と聞くとフェルメールの「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」を思い浮かべます。
「青いターバンの少女」は油彩で写実的に被写体の魅力を伝えていますが、「赤いターバンの女」は被写体を水彩でさーっと描いている(だけに見える)んです。「青いターバンの少女」ほど描き込まれていません。
単純に描かれているようで、なぜ一番印象に残っているのかと考えると、その人の「眼が大きい」という特徴が単純な描写の中でひときわ強調されて、それが魅力となって伝わってくるからなんだろうと気づきました。
ターバンを巻いた女性という共通点はあるものの、「青いターバンの少女」はリアルに描き込まれてその人の魅力が表現され、「赤いターバンの女」はシンプルに描かれてその人の魅力が表現されています。
人の魅力の表わし方はさまざまだなと思いました。
フェルメールは17世紀の画家なのでドンゲンとは生きた時代が違います。しかしフェルメールもオランダの画家ですので、ドンゲンは「青いターバンの少女」から着想したのかも、だったら作品に描かれた二人は遠い親戚みたいな関係だなと勝手な想像もしてしまいました。
画像は東広島市立美術館のロビーの窓を写したものです。
窓も大きさと形がさまざまですが、どれも光が差し込んでできる明暗がきれいでした。
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