「行政書類に印鑑の押すのを廃止にしようっていうのをテレビで見たけど、司法書士はどうなの?」
もう数か月も前のことですが、行政事務のデジタル化の要請を受けて、申請書類に認印を押すのを廃止しようという動きが起こりました。
会社の登記でも、会社の印鑑を押す必要があった書類について、もう印鑑を押す必要がないと改められたものが多くあります。
ただ、私は従来通り、会社の印鑑を押していただくようにしています。
なぜなら、会社の方に、書類の内容をきちんと確認してもらいましたという意味があると考えるからです。
法務局に提出する書類は、ほぼすべて手書きでなくパソコンで打ち込んで作ります。
そのため、印鑑が押されていないと、司法書士が会社の目を通さず勝手に書類を作ったかのような誤解が生じかねません。「そんな書類、見た覚えがないぞ」と会社の方が思うことがないようにしたいわけです。
そこで、「このような書類を作成したので、内容に問題なければ押印をお願いします。」というステップをいつも踏んでいます。
間違いがないことを第一に、法改正をきちんと勉強したうえで、ていねいに仕事をしていきたいです。
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佐藤正和司法書士・行政書士事務所
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